賃貸で取引態様は3つあることがわかる

賃貸物件はだれからどうやって借りるのでしょうか。賃貸物件を持っているのはいわゆる大家さんと呼ばれている方で、ずいぶん昔ですが、お部屋貸しを始めた時代は口コミや貸し部屋ありますなどと言った張り紙などをして入居者を募集していました。その後お互いのニーズをしっかりマッチングさせて行く方が間に入ったほうがスムーズにお部屋探しができることで、次第に仲を取り持つ不動産仲介業が確立して制度も整ってきました。そして、その中で決められたのが、取引態様です。不動産の取引にはいろいろな形態があり、例えば取引をする賃貸物件が自分のものであれば、それを借りたいという方を探して直接やりとりをすると、それは宅地建物取引業法上、宅地建物取引業とはみなされず、宅建業法外となり、宅建業法の規制外になります。
そして重要事項の説明などはされなくても法律違反にはならないです。ですが中には自分でうまく取引相手を探せなくて、入居者を探してくれないかと不動産会社に頼る大家さんもいます。こうしたケースに合わせて不動産会社の立場を決めたのが取引態様と呼ばれるものです。そして、これ定められているものは3つあり、いずれも不動産会社が取引をするときの立場をあらわしていると思ってください。
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